子供が非行に至る背景と影響
非行に繋がる背景には、様々な要因が隠されています。いじめからくる非行もその要因です。
主な原因として下記の図をご覧下さい。
この中で、あなたのご家庭やお子様に当てはまるものはございますか?
こちらは、「NPO非行克服支援センター研究所」が調査した結果です。
非行の原因や背景には、特定の分野一つだけの原因ではなく2つ、3つと複雑に絡んでいる事がもっとも多いです。
それらを解決していく上で一つ一つの要因を糸口として捉え、解決へと導いていく事がまず必要です。
ほとんどの親御さんは、
- 原因がわからない?
- なぜうちの子が?
- どうして?
…と、
冷静さを失っていたり、絶望感から思考能力が低下していたり、普段のお子さんの事を把握していないなど、考える材料が無く親目線で判断しまるごと全部一色単にしてしまう傾向が強いです。
例えば…
万引きや窃盗で自分のお子さんが捕まったとき、
どうして人の物を盗ったの?とか
誰かに脅されたのか?とか(他人の責にしたり)
最初に泥棒をした事にだけ関心が行きがちで、そこに至るまでの状況に目を向けて話すことはほとんどありませんね…。
時間が経って、親の育て方が悪かったのか…?と、自分を責め始めたとき…
ちょうどその頃、冷静に判断できる思考に親はなっていきます。
これは、チャンスと捉えるべきなんです。
まずは、親御さんが冷静になる期間を設けて安定した思考になった状態で、始めてお子さんと向き合い話し合って下さい。
それこそが、正しい方向へと導ける考え方です。
そして犯罪に手を染める事無く、自分の身体を大切に扱えるようにしていかなければなりません。
えっまさか、うちの子が犯罪?
非行にいってしまったお子さんは、もう無理…
いいえ、大丈夫です!
こちらから手を切らなければ大丈夫!!
ここでいう、こちらからとは?親御さんご自身の事を指します。
子供にとっての、心のブレーキとは何?
犯罪や非行と言われるものに、お子さんが手を染めてしまった場合でもやり直しは出来ますので、安心してください。
子供に取って心の奥底には、親への愛が必ず灯って残されています。
いくら反抗していても心の根っこの部分は、まだまだ幼い部分が隠されているのです。
実は、その部分に子供は寄り添ってほしいと感じています。
その対象は、親・先生・友人・兄弟・家族・近所のおばさん…だったりします。
最近では、ネットに友人を求めることも当たり前になってきています。
そして、理解して寄り添って欲しいのに…
それが叶わない場合は、子供は他に求めたがります。
そこからが、「非行への最初の一歩」になります。
幾ら強がっていても、一人ではやはり不安?なのです。
そのため、身近な人に適当な人物を求める事になるのです。
それが非行仲間やネットだったりするのです。
それ故一人でも平気という完璧な大人ではなく、まだまだ根っこの部分が子供という事です。
これは一線を越えないための、心のブレーキとしても活用できます。
大事なのは、親御さんの「あきらめや落胆」そのような姿勢をお子さんに見せない事です。
「君を、絶対見捨てないよ」という気持ちを子供に感じさせて下さい。
親の意見が割れてしまった場合は?
もし、子供の事で親同士の意見や考え方が違った場合は、どちらか厳しい方に合わせてください。
これは安易に親目線での意見統一が目的ではなく、真に子供にとって良しとされる方法を見つける対処方法になります。
厳しいは=冷たいのでは…?
ではなく、厳しさの中に親の愛を感じて更生していくケースがほとんどです。
非行に至った子供の目線からみると、
厳しい=本当の愛!と受けとるのです。
例えば、
少年院に入ってしまったお子さんに対して親は、出来ればそこには入れずに何とかしたかったことでしょう…
少年院に入るという決定に至るまでの間、そうならないように出来るだけの方法は我が子の為に試したと思います。
しかし、結果少年院という場所で、罪をきれいに償ってくるという選択肢になってしまった…。
面会の日にあなたは、何と声を掛けますか?
「ご飯はちゃんと食べてるか?」
「少し…痩せたんじゃないか…?」
「元気にしているか?」
など…
これらの言葉は子どもにとって魔法の言葉になります。
自分の事を心配してくれている!
自分の事を一番に考えてくれているという親の愛情が一番伝わる言葉で、本当の愛を感じられるのです。
少年院という厳しい場に子供を置くことになってしまったが、
親はこれからも変わらず、ずっとお前を一番に心配している!ということが大事なのです。
そして、子供は必ず立ち直ります!
いじめ問題を真剣にお伝えしています。 解決の入り口の参考に…
いじめのない場所へ
走りだそう。
子供が自分に「自信」をつけることで、
イジメのない仲間達の中に入れます。
そして…
お母さんやお父さんは、
子供に「安心感」を与えてください。
緊急用としてそれがまず! 命を救うことになります。
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