子供が非行に走ったときの親の対処方法
自分の子供がいじめが原因で、非行や犯罪に行ってしまったとき親はどうすればよいのでしょうか?
非行に走った子供の心情ですが、ほとんどのお子さんが
「なんとなく悪い事だとは感じていた…」と後に発言しています。
つまり、解決の糸口と元に戻れる可能性が充分あるという事ですね。
その子の気付きが遅いか速いかだけの違いなんです。
親の見方からすると当たり前の事を教えてきたはずなのにどうして…
と考えてしまいますが、案外そこが分かっていないのが子供です。
いじめられてひとりぼっち → 仲間がそこに居る → 一緒にいて楽しい → 自分だけじゃない → 何でも聞いてくれる → ひとりじゃない ⇒ 親よりも大事にしてくれると感じてしまうのです。
私達大人の行動や言動には矛盾がいっぱいです。
子供はその部分をちゃんと見ていますので
大人達は、矛盾だらけで言ってる事とやってる事が違っていて信じられないという気持ちなんですね。
親にしてみれば、大人の階段を昇ることは人との調和を重んじることでしょうが…
グレーゾーンは中立の立場でいちばん楽で心地が良い場所です。
中立は争いを避ける位置でもあるのですが、逆に言えば犯罪者予備軍にもなりえる場所です。
中立の位置は親たちにとっても、決して良い位置とは言えないのです。
子供は、そこの部分ををつっついてきます。
日本の風潮では、
真面目な子供ほど、このあいまいな位置が矛盾点と感じることでしょう。
非行仲間の年齢は、同世代の友人や先輩や20以上の年齢の大人もいるので、そんな仲間がいるなら… 大丈夫と思ってしまうのでしょう。
まずは、決して非行仲間を非難してはいけません。
子供の心情から考えると、そこに寄り所を求めて行ってしまったその仲間を非難するとなると居場所を奪うことになり、反発が増え解決へと遠のきます。
非行少年たちの悪口を言わずに、皆どういった事が不満なのか探ってください。
子供の心を聞くというよりも、まずは友達の気持ちを聞きます。
「仲のいい友達は誰?」
「その子はどんな子ではなく、どんなところがいいと思う?」
また、その子の家庭環境などの話でもいいです。
友人の中に異性を意識する女性がいる場合は、なかなかそこから離れたがらないので
「大変なんだね…」
「今度、家に連れておいで?」
など…
まずは、周りの友達のことから聞いてアプローチしてみて下さい。
もし、万が一友達を家に連れて来たら更生の道は速いでしょう。
それは子どもが親の注文を自然に受け入れているからです。
その後も、友達の良い所を認めるところは認めてあげて下さい。
それが最終的には自分の子供へと繋がっていきますので、この様な行動が上手くいきます。
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いじめのない場所へ
走りだそう。
子供が自分に「自信」をつけることで、
イジメのない仲間達の中に入れます。
そして…
お母さんやお父さんは、
子供に「安心感」を与えてください。
緊急用としてそれがまず! 命を救うことになります。
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