実話⑥ 保護者会後日、話し合い!
緊急の保護者会後、私は正しい意見を発言したコーチの勇気と影響を受け、
私自身も、顧問の先生に意見を言おうと後日、行動を起こす事にしました。
下記がその時の、私の意見内容です。
今回、問題視されているのは 「何故、注意されても、何度も何度も繰り返されるのか」 という事です。
それは子供たちが、根っこの部分で理解していないからではないでしょうか?
今回、このような保護者会の場を作って戴いた、4学年の先生方は、1・2年の頃から一人一人の子供たちの事を見て、知って、分かっている先生方ですので、今回の処置(保護者会)の実施は、正しいと思いますし、逆にこのような機会を作って戴いて、とても感謝しています。
また、今子供達を正して直さなければならないという、4学年の先生方の子供達への思いだと思います。
私は、子供の健全な人格を育てるには、学校で教えられるのは2割から3割程度だと思っています。
いちばん身近にいる家庭での普段行っている親の指導や考え方が、7割から8割影響すると思います。
ですが、家庭の指導において、良い価値観を子供に伝えられない親が多いと思います。
ただ単に、
- 人に意地悪をしてはいけないとか
- 万引きは駄目だとか
- 人に暴力をふるってはいけないとか
- 人の悪口を言ってはならないとか…
いっぱいあると思いますが、
その教え方だけでは十分ではない、ということだと思います。
良い行いとは、例えば
- 行儀の良さ
- 勤勉さ ( 普段の勉強や宿題 ・ 夏休みの宿題、正直さ… )
- 普段の生活の中で、良い行いをする事…
そういう事が重要であるということを、教えなければならないのではないでしょうか?
善悪のはっきりとした知識を身に着けさせることと、
それを持続させる心を養うことが必要だと思います。
ただ…
親に道徳心が無いのに、子供にそれが身に付くことを期待するのは難しいと思います!
子供が、無責任な行動をしたとき親は…
「 まだ子供だから… まだ4年生だから… 」と言って、
彼らを甘く見てはいけないんではないでしょうか。
- 愛情は物質的なプレゼントによって示されるわけではないこと
- 人間 ( 道徳心 ) のほうが物質よりも大切であるということ
- 誘惑に我慢しなければならないということ
を教えなければいけないと思います!
親が子供を甘えさせたことで、本来、身に付くであろう必要な発達を遅らせてしまう原因になってしまうと思います。
家庭で親が教えなければならないことは、
- 明確な手本
- 励まし
- 首尾一貫した、ブレない説明と指示
- その問題を解決するための、手順と責任の意味
- さらに良くする為の、修正
これらを教えることが大事な基本だと思います。
目標としては、
- 子供自身が自分をだめにする習慣を持たず
- 外部から影響されずに、自分で考えること
- そして思いやりのある愛すべき心を持つこと
を教えることが重要ではないでしょうか?
これができる子供と、できない子だとこの先、必然的に差が開いていくと思います。
いつまで経っても、繰り返してしまうという事です。
物事の正解は一つではありませんので、その場その場で、臨機応変に対応できる柔軟さを持てる子供に育てる事が重要だと思います。
何故? この子達は、○○先生が来てるときだけ! 態度が違うのか…?
悪さしている事を、他の人(先生やコーチ)から聞いて知っているのにも関わらず、
注意もしない対処方法が、今回重要視されている子供達に 「 繰り返し 」 という形で影響しているということです。
子供達の間では、
「 この程度の事をしても、怒られないんだ… 」
「 イジメをしても試合に出られるんだ… 」 っと
思わせてしまう対処 (教育) を、顧問の先生がしているからだと思います!
これでは、真面目に勉強や部活に取りくんでいる子達には、何時まで経っても試合に出してもらえない状況になるのではないでしょうか!
こういった事をふまえて、顧問の先生がなさっている対処方法は、
「 繰り返し 」 を防ぐために、繋がる指導になっていないと思います!
4学年の先生方がこの会(保護者会)を、設けてくれた意味は、そういう 「 繰り返し 」 を防ぐための機会ではないでしょうか。
それとも、○○先生がおっしゃっている、あの子達を「 悪いと思わない! 」 というのは…
何か意味やお考えがあっての対処なのですか?
○ ○ 先生の見解を知りたいのですが…
しかし…
顧問の先生の言葉は 「 俺は、○ ○ を悪いと思わない! 」 の、
一点張りでした…
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