いじめた側の子のリアルな親の対応コメント
子供がいじめをする側(加害者)になっってしまった親御さんは、
被害者に対してどのような対応をしたのでしょうか? とても気になるところです…
息子がいじめをしていました。
小4息子(他2人で) ➞ 特定の女子を1学期からいじめていた。
息子がいじめをしていると… ➞ 学校側から連絡が来る
女の子の状況 ➞ 登校拒否気味
女の子の両親 ➞ 1学期に相手の親と話がしたいと学校側に打診。
息子側の両親 ➞ 学校を通して、相手側の(女の子)親御さんが話がしたいと報告を受けたが…
➞ 学校側からストップがかかる。
学校側 ➞ 学校側で出来るだけ解決します ➞ 月日が経過
(しかし、学校側は対応していなかった)
息子側の両親は、 ➞ 学校側が対応していると思っていた。
女の子の両親 ➞ いつまで経っても、話し合いがされないので拒否していると感じていた。
学校側の対応が遅れたせいで、 ➞ お互いの親御さんの関係が悪化。
その後、学校内にて話し合い
息子の両親の意見 ➞ 学校側の早期対応がなかった事が原因
女の子の両親 ➞ 今更何なんだと憤慨
(学校側にも、相手の両親、両方に対して憤慨)
息子の母
いじめをしていた息子が悪いとは思いますが、今回の学校側の対応によって、お互いの関係が悪化したことで、ある意味うちも被害者です。
息子には、二度といじめをしないように言い聞かせました。
息子の父
妻は、学校側の対応に憤慨しておりますが、私はそれはそれで、いじめをした事は事実なので、やはり謝罪するべきだと感じています。
妻は 「 そこまでする必要がある? 」 と言っていますが…
しかしながら、妻を説得し、相手の家に3人で謝罪に行きました。
この方は、謝罪に行った理由として、こう言われています。
「 息子がいじめをしていたのは事実だからと … 」
自分のお子さんの 「 いじめた行為 」 に対して息子に注意し ・ 親としての反省もされていたという事です。
このように、学校側が入った事により、上手くいかなかったケースです。
注意すべきなのが子供のいじめとなると、学校が必ず付きものなのですが当事者同士だけではなく
被害者 ・ 加害者 ・ 学校と、3つの関係が上手く連携していないと上手く解決できない結果になるケースが多いようです。
学校のポジションは重要なのですが… このようなケースを考えるとある意味、学校側を間に入れない方がいいのかも知れませんね。
学校が間に入る意味は、学校内での監視以外、あまり意味を持たないのではないでしょうか。
私が思う、良いと思う方法は、
お互いの親御さんは、見守る形で傍に居り、
お互いの子供にいじめの内容を直接聞き、食い違う部分は確認しながら、解決していくのが一番いいのではないでしょうか?
必ず、お互いの親が同席して事の経緯を聞き、解決していくことが、二度と繰り返さない事に繋がります。
子供とって、親に知られてしまう事がいちばん効果がありますよね。
学校側で、先生と子供同士で謝らせても、また見えない場所で(帰り道など)で、いじめが再発する可能性があります。
また、違う子を使って、いじめてくるパターンもあります。
同じ子から二度といじめを受けないためにも良い得策だと思います。
今回の謝罪の様に、相手の家に出向き、その姿を見せる、そんな親の行動で子供が何かを感じてくれれば、いじめというマイナスの経験でも子供に何かしら残り、活かされると思います。
子供は頭では、悪かったと思っていても、謝りたいという気持ちになるまでの間が、随分時間がかかるようです。
これは、性格が素直な子なのかどうかという部分が関係しますね。
親も同じです。
いじめ加害者側の意見
謝罪した |
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---|---|
謝罪しなかった |
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学校側で解決 |
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親同士で解決(子供抜き) |
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子供だけで解決 |
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その他 |
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この結果をみると、謝罪に至った方が多く、少し安心しました。
十人十色みなさん、いろいろな基準で判断されています。
世の中から、いじめを無くすためには 「 家庭での正しいしつけと学校での道徳教育 」 が大切だと私は思っているのですが、
これを実行するためには、子どもを変えると言うよりも、間違った親のしつけや物の考え方をまず、変えなくてはならないでしょう。
親を変えたうえで、学校という集団生活の場で、「 正しい道徳心 」 を子供達に教えるいう必要があると思います。
間違った考え方やしつけが原因で育った子供が、いじめを行うという行為になってしまっているのです。
当然、間違った考え方やしつけで育ってしまった子供は、自分が悪いことをしているという事にも、
気づいていないのかも知れません。
ある意味…
その間違った考え方やしつけを教えられた子供も、被害者なのかもしれません。
しかし…
いじめられた側は、いじめた側の(加害者)の、今後を見ておられることでしょう。
繰り返さないのか…
それが…
目に見えて分かる真実だからです。
いじめ問題を真剣にお伝えしています。 解決の入り口の参考に…
いじめのない場所へ
走りだそう。
子供が自分に「自信」をつけることで、
イジメのない仲間達の中に入れます。
そして…
お母さんやお父さんは、
子供に「安心感」を与えてください。
緊急用としてそれがまず! 命を救うことになります。
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